日常(アメリカ)

その1 渡米早々、交通事故で救急車に運ばれた話

私が渡米して、一番怖かったのは、不慮の事故で大金を払わなければいけなくなる事でした。

なので最初の2年間一切車を所有・運転することは視野に入れず、ひたすら自転車に乗っていたわけです。

 

自転車は日本ではかなり馴染みの深いものでございます。

老若男女問わず、春夏秋冬問わず、皆さん利用しておられます。

しかし自転車利用者に対する規制は強まるばかりで、バイクレーンというものも数少なく、しいて言えば暗黙の了解で自転車優先、というものがあるだけです。

 

しかしアメリカには、ハッキリ言ってそういったものがありません。

自転車利用者優先とかありません。アメリカでは、自転車は超安い車のようなものです。

100%優先は歩行者のみです。

 

 

特に乗り物に対して発達しているアメリカでは自転車用のバイクレーンというものがありますが、もちろんヘルメットなんかをしっかりかぶっていれば、フリーウェイ(高速道路)を除いてどこでも走れます。走ろうと思えば自動車道の真ん中で自動車と一緒に走れます(おすすめはしません。)

 

私は、日本国内でも自転車への法律規制改正される前に渡米していたものですから、改正されても馴染みかなく、歩道以外を走ることに慣れていませんでした。

更に先ほどいったように、自転車優先という日本独特の暗黙の了解が沁みついた状態でアメリカに来たので当然なのでは、と心のどこかで思っていたと思います。

(あくまで国内の自転車への法律規制前なのでお許しください。)

 

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ある日、私は学校へ行こうと自転車に乗りました。

私が利用していた自動車道は走るにはあまり広くない道で、車が停車してしまうと、隙間がなく身動きがとれなくなるほどです。その道路を避けて通学することはできませんでしたので、基本的に誰も歩いていない道路(自動車社会なので)を利用して走っておりました。

 

まっすぐ走っていると、時々T字の道路があり、横から入ってくる自動車がおります。

アメリカでは、まっすぐな道にT字で横から割り込んで入ってくる車にはしっかりと規制があり、まっすぐ走っている車の走行を優先させなければなりません

私が走っていた場所は信号から遠く、だれもが車は加速して走っている場所と予想できる場所でした。

 

私はほかの車を追うようにスイスイ入っていました。

状況的には、左横は自動車が走っており、自転車で走っている私の右横にあったものは誰かの家の、長く高い城壁のみでした。

 

しかししばらくするとT字の道がありました。

基本的にアメリカには割り込んでくる車や人を確認できる鏡がありません

私は割り込んで入ってくる車は待たないといけないのを知っていたので、一応遠くから何もないことを確認したうえでまっすぐ走っていました。

 

 

T字に近づいた時、車を確認しました。

停車しており、通り過ぎるのを待っているようでした。

中には2-3人前のめりになったカラフルな服を着た小さい子たちを見たような気がします。

 

停車いていたので道路法に基づいて私はもちろんまっすぐ走りました。

しかしながら、丁度ど真ん中に私が居るにも関わらずT字で割りこんで入ってくる予定の車は少し車高が高い大型の車で、私に気づかず進行を開始。

 

見事に私にぶつかり、私転倒。

あれよあれよという間に病院です。

 

その2に続く。