アメリカ同様マレーシアにもSEPHORA(セフォラ)があるので、ゲルクレンジングを探しに買い物に行ったら気になるものを見つけました。
意外とゲルクレンジングが見つからないので思い切って購入・使用してみたのでレビューしてみます。
Triple Action Gentle Remover Micellar Gel
トリプルアクションジェントルリムーバーミセラークレンジング
(表)
(裏1)
(裏2)
micelle(ミセル)とは
目に見えないほど小さい極小微粒子(ミセル)で、肌の油脂・汚れにを吸着する小さな油のボールです。
ミセルを利用したミセラーウォーターはご存知でしょうか。かの有名なBIODERMA(ビオデルマ)がそのミセラーウォーターです。ミセラーウォーターは名前の通りウォーター(水)であり、液体なので、コットンでふき取りが必要となります。
ですが、ゲルクレンジングですとコットンに染み込ませてこすり落とす必要がありませんので、より刺激なく化粧を落とすことが出来ます。
今回はこのミセルが入ったゲルクレンジング、つまりミセラーゲルクレンジングの紹介となります。
そもそも、「ゲル」クレンジングを選ぶメリット
- オイルクレンジング
- ミルククレンジング
- クリームクレンジング
- ゲルクレンジング
- などなど…
落ちやすさは、若干商品に差が在れど、だいたい
オイル>ゲル>ミルク>クリーム
と言われています。
「じゃあオイルでいいのでは?」と思うかもしれませんが、オイルの場合は落ちやす過ぎる事と、ゲルの様にこする際に厚みがないので指先の摩擦が直接肌に当たりやすく、肌に刺激を与えやすいというのがあります。
ですが、ゲルクレンジングの場合ですと、こする際にゲルに厚みがあるので刺激が少なくて済みます。
毛穴の角栓を抜けば抜く程、毛穴のクレーターは広がっていきますが、ゲルクレンジングで優しく化粧を落とすことによって、毛穴の角栓を必要以上に抜き取る事も少なくなるため、イチゴ肌はミカン肌のようにクレーターになることを避ける事(遅らせる事)もできます。
故に、落ちやすさと肌への刺激を重視するのであれば、オイルよりもゲルが良いと言われています。
参考:筆者の肌はこんな感じ
- 混合肌
- 年中生理の日の前にはニキビができやすい(できないときもある)
- 夏にも脂っぽいのと乾燥を繰り返し
- 冬は完全に乾燥肌
- 朝と夜に必ず洗顔。しかし夕方や朝起きた後などは肌がべたつくような感じ
香り
特にこれと言ってありません。
ゲルの香りがします。
質感
決してサラサラではない若干硬めのゲル。
もともとテクスチャーが若干硬いこともあり、人によってはドロドロ、乾き始めるとベタベタとしているなと感じる事が多いかもしれません。コットンで拭くときには、時間をかけてしまうとより乾くので、ベタつきやすいなと感じます。
ただ、硬めのゲルなので、指でクルクルとメイクを落とす際には、肌にある程度厚みのある膜ができ、肌への摩擦や刺激が少なくて済みます。
マスカラは?
残念ながら多くのクレンジング通り、このゲルの使用によってウォータープルーフのマスカラが落ちる事はないです。
ウォータープルーフのマスカラなら特に、専用のクレンジングを使用した方が良いです。
ゲルは洗い流すの?
このゲルの特徴として、使用後にコットンで拭き、洗い流さなくても良いくらい水に近いというのが強みだそうです。
しかし私個人的には肌の為に洗い流すのがベストだと思います。
肌に使ってみて実際どう?
店員さんに言われたとおり、コットンでふき取る形で使用したら、肌がピリピリと痛くなりました。
塗って置いておくと、毛穴にピリピリが浸透していく感じ、そしてコットンで拭くと肌に見えない傷が出来るのか、そこからまたゲルのピリピリが浸透して、肌が赤くなっていきました…。
※通常ふき取りでピリピリの痛みはなかったので、商品の成分の影響だと思います。
※SEPHORA公式ウェブサイトでもピリピリと痛い、目には使えない、というコメントがかなり多く見受けられたので、SEPHORAのクレンジング商品全体で言える事なのかもしれません。
総合的な感想として思った事
- 目には使わない
- コットンふき取りではなく、普通に払い流しなら意外と使える
- 成分が水に近い+さらにミセル入り、という安心感がある
今回のゲルクレンジングは新たに改良されて出ているものらしいですが、やはり現在(2020年)においてもピリピリ感はありました。
好みが竹を割ったようにわかれそうです。
筆者個人的には上記1-3の条件を踏まえて、家にあればミセラーゲルだし、量もあるからしっかり使うかな、というのが率直の意見です。
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いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです。