アメリカに来て半年後、
とあるアニマルシェルターのすぐ近所に住んでいました。
元々実家で犬を飼っていたこと、それから私自身が一人っ子ということもあり、アダプトしようと考えていました。
近所のシェルターも含め、複数のシェルターを回って、
「大勢の中から一匹を選ぶ心ぐるしさ」を
毎度感じていました。
ある日Facebookでたまたま、
捨てられてしまったチワワを見て、
唐突にこの子にしよう、とすぐシェルターに行きました。
しかしFacebookをみてそう時間も経っていないのに引き取られていった記憶があります。
「幸いなことに新しい飼い主にめぐりあえたんだよ :)」
と言われ、引き取れなった覚えがあります。
そのとき私は思いました。
アニマルシェルターという存在になじみのあるアメリカでは、自分が思っている以上に入れ替わりが激しいのかもしれない。と。
もちろん、シェルターにいる仔たちが全員引き取られるわけがありません。
はっきり言って
愛犬を使い捨てのおもちゃのように捨てる飼い主が絶えない。多すぎる。非常に憤りを感じます。
しかしながら、私は無力なので全員を引き取ることも、また無責任な飼い主をなくすこともできません。
なので、里親を探している犬を当たることにしました。
子犬たちが外れの飼い主に当たる前に、
捨てられる前に、私が引き取ってやろう、と。
アメリカではCraigslistというサイトが有名で、
私もそこで探しました。
まず日本に確実に連れて帰ることのできる犬。
そして私が絶対に持ち歩ける小型犬。
そしてララをみつけました。
(なんと私、この記事を書きながら
その頃掲載されていた写真を見つけました☆彡)
自転車とバスで3時間ほどかけてピックアップに行くと、
待ち合わせ場所に車できた中国人の女性がいました。
浅めの箱に二匹並んではいっていて、
まさに写真の順番で並んでいました。
左の白い子は非常に人懐こく、だれでも好かれるように見えました。
右の子は、当時、色も黒茶色白と混ざって、かわいいとはいいがたい色でした。
近くによるなと言わんばかりにどこからどうみても怯えていたので、飼い主によっては好まない性格だろうなぁ、なんて考えていました。(まさに写真の通り)
なので私はあえて右側を選んだわけです。
(この話をすると、普通に白色えらべばいいじゃん!と10人いれば10人に言われるくらい、毎回言われますが、私としては捨てられる仔の数も減らしたい気持ちで山々だったんです…)
ところで、ワクチンなど既に2回ほど終了しており、
そのワクチン代を支払わなければならず、
150ドルだったんですが、
100ドルでいいよ、と言ってくれました。
(なんか、、
中国人って優しいな、と思いました。)
しかしながら私は150ドル払い、
(犬を軽く見たくなかったのかな…わかりませんが…。)
ララをかばんに入れ、
一緒にバスに乗り、(おすすめしません)
また3時間かけて家に帰りました。
あれから5年です。
とても感慨深い…。
黒やこげ茶の色がかなり抜けて、
きれいな毛並みのポメラニアンになりました。
今ではとっても美人ちゃんです。(^^♪
お誕生日おめでとう♡
これからもよろしくね(*^^*)