その2に続き、その3です!
終盤になってくると、書類が出来上がってくるので、間違いがないかの再確認が大事になってきます。
それを踏まえて、順番に準備を進めていきましょう。
NACCS後…
NACCSの事前届け出が終わると、サイトからの自動登録の他、
間違い等見受けられた場合は個人的にメールで「ここを再確認してください」等のメールが来ます。その際は随時臨機応変に対応・変更していきましょう。
今後の質問などがあれば、ついでに聞いておくと後々スムーズに事が進められます。
届け出の受理が完了したらメールで送られてきますので、印刷しましょう。
この届出の紙はUSDAの裏書(endorsement)の手続きをする際等、今後必要になります。
最終の健康診断
だいたい出発の約10日前にわんちゃんの健康診断を再度行います。
FormはForm AやCなんかの記載が米国サイトにはまだoptionalで記載されているようですが、FormACのみで大丈夫です。
記入してもらう際、マイクロチップの番号が手元にあっても、マイクロチップリーダーで読みこんで確認してもらう事が必須になっているので、手間はかかりますがやってもらいましょう。
獣医さんがFormACを記入し終えたら、できれば病院から帰ってくる前に、
わんちゃんの名前、誕生日、狂犬病予防接種日、血液検査の日づけ等、すべての記載がほかの書類(例:狂犬病予防接種後のcertificate等)と間違いなく一致している事を確認してください。
間違いがあれば、USDAで裏書をもらう前に獣医さんに訂正してもらいましょう。
訂正をしてもらう際はサインが必要になります。
私の場合はイニシャルで「A.B」なんかのサインでした。
フルネームでなくても大丈夫なようです。
間違いがあるかどうか自分では確認できないよ><という方は、
NACCSで既にコンタクトして利用されている動物検疫所に直接メールをして確認してもらいましょう。返事も24時間以内には必ず来ます。出来るだけ迅速に行動しましょう。
USDAで裏書をもらう
場所はオフィシャルサイトで確認しましょう。
場所によってはWalk-in(予約なしで直接行く)が可能ですが、ほとんどは予約が必須なので注意してください。
USDAには基本出発の3日前にいくのが通常のようです。
たまたまですが、私も出発3日前の金曜日の朝に予約しました。
※年末や休日前は空いていない事があるので、空いている日程等を電話で直接確認してください。
朝方の予約を受け付けているそうなので、午前中に行くことを想定して予定を立てましょう。
USDAに必要な持ち物:
- あなた自身の身分証明書
- お金200ドル程(場所によるかも)
- NACCSの届け出の受理書
- 獣医さんのサインがある記入済みFormAC
- 期限が切れていない、今回の輸出の為に打った狂犬病予防接種のcertificate 2枚
- その他ワクチンのcertificate
- 血液検査の数値がかかれたシールがちゃんと添付されているオリジナルの書類
持ち物に関しては上記が必須ですが、細かい部分に疑問があればUSDAに確認をとりましょう。基本的にはFormACの記入の際に必要だった書類が再度必要になります。
裏書を貰ったらあとは飛行機に乗るだけ
わんちゃんを先に預けますので、空港に早めに到着しておくと後で急がなくて済みます。
預ける直前には必ずトイレをさせてあげましょう。
寒い季節の場合は暑すぎない程度の服を着せてあげてください。
キャリーの中には、お水や若干の餌を多少入れますが、これに関しては輸出入する季節やわんちゃんの状態によると思いますので、判断は飼い主さんにゆだねたいと思います。
外付けボトルは移動中に外れてしまうため許可されませんので、お皿のタイプに水を灌ぐ場合が多いですが、基本的に移動している間にこぼれてしまうと思いますので、長時間フライトの場合は工夫が必要かなと思います。
内側につけるタイプのボトルがあれば一番いいですね。
(外付けボトルでも、引っ掛けるものをDIYして工夫をすればつけれるかも…?)
直前までお水が入っているか確認してあげてください。
チェックインが終われば、わんちゃんとしばらく離れ離れです。
次は到着後、スーツケースを取る際に会えます。